防災の日とは、関東大震災の日なんですね。
今から9年半前、東日本大震災が起きました。
その後いわき市へ食料など差し入れしたり、岩手県大槌町へカンパしたり
いろいろ訪ねて気にかけてきました。
今回は常磐線が全線開通したので訪ねてきました。
昨年は帰還困難気地区にある国道6号線は車から降りることも出来ませんでした。

浪江町には立派な道の駅が出来ていましたが、週末に日中なのに駐車場には
一台も止まっていませんでした。

浪江駅前も暑いだけで人姿はありません。

奥に最近完成した双葉駅がありますが、周辺には住んでいる人もなく、人影がありません。

双葉の駅から大熊町へ向かう駅前の通りも、もぬけの殻で震災直後のままです。


大熊町の最寄り駅の大野駅、ここも新しく出来た橋上駅舎、駅前に車も停まってません。
視界に入るのはバリケードに遮られた道と草だらけの公園、これで誰が鉄道を利用するのでしょうか。

夜ノ森駅に着いて写真を撮っていると、特急ひたちがやってきました。
国道6号線を走っていると、すれ違う車はダンプカーばかり、何処でどんな復旧工事をしてるのか
さっぱりわかりません。
地図に乗っていない道路が出来ていたり、草に覆われた民家、元の姿が想像できない田んぼ、それと
バリケードの前に立つ警備員の姿ばかりが目立ちます。
今回の取材はここまで。
節目の10年を前にしてもまだまだ未解決、コロナも含め茨の道は
まだまだ続きそうです。
posted by 秀 at 17:51| 長野 ☁|
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撮影
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